新スクの淵から

笹松しいたけの思想・哲学・技術・散文。

三条大橋

 三条大橋、京都の鴨川にかかる橋です。鴨川等間隔の法則でも有名なあの鴨川です。刀剣乱舞という刀をイケメンに擬人化したゲームがありまして、ここには検非違使という敵キャラが出るそうです。三条大橋のひとつ下流にかかる四条大橋でデートの待ち合わせをした記憶が蘇りますが、その後はうまいこと行かなかったので三条でも四条でもいっしょです。百万遍はトウモロコシ畑になっちまえばいいし、四条通は2車線のタクシープールになればいいし、北白川は天下一品になってしまえばいい。

 

 京都と私はどういうわけだか相性が悪く、初めて立ち寄った小学校の修学旅行では大雨で警報まででていて、ずぶ濡れになりながら土砂降りの清水寺で3種類の水をぜんぶ飲んだ記憶があります。……あれって一種類しか飲んじゃダメだそうですね。思えばあれからことごとく運が無い気がします。

 それから5年だか6年だかが経ち、今度は大学受験で訪れたのが2度めの京都。京阪特急を三条で降り、2月だというのに日差しが強くて汗だくになり、翌朝の試験当日は市バスが満員で通過しまくるのでブチ切れて歩いてヘロヘロになり、従って大学は落ちるという実に阿呆な展開となりました。ついてない。実についてない。もうあの界隈まとめてトウモロコシ畑になっちまえ。俺が許す。

 三度目の京都はその次の年、今度は同じ轍を踏むまいとバス操車場近くにホテルを取り、のんびりと座って行ったのにまた大学に落ちる。実についてない。トウモロコシ畑。

 

 四度目の京都はそれから2年後、高校の同級生とメシを食おうと四条大橋の真ん中で待ち合わせて、ちょっとデートっぽいことをしました。冒頭で書いたやつですね。西京極でメシ食ったりなんかしてみたりして。その後フラれるんですけども。検非違使でも矢でも鉄砲でも持ってこい。全部まとめて中国に売り飛ばしてやる。検非違使の輸出で得た資金を元に百万遍をトウモロコシ畑にしてスイートコーンの缶詰工場を作って琵琶湖疏水で茹でる。

 

 その次は、山陰方面への旅行の集合が京都だったんで、京都に前泊してたら腹を壊してケツから水が出てくるぐらい調子悪くなって、旅行キャンセルして実家に転がり込んでトイレから出られなくなりました。なんでや。この時の腹痛の原因は、前日に親知らずを抜いており、その際に処方された抗生物質が腹に対して「こうかはばつぐんだ」となり、善玉菌までみなごろしにしてしまわれたのが原因と思われます。だって寝てたらケツから水が射出されていて朝起きたら(自主規制)みたいになってるんですよ。旅行なんて無理っすよほんと。つらい。しにたい。でも生きてるだけで丸儲けだから生きる。

 

 こんなこと書いてるんですが、来週の今頃は京都で過ごしている予定でして、そろそろジンクスっぽいものを克服できたらいいのになぁって思うんですが、新快速電車で通り過ぎるだけでもうんこ漏れそうになるのでなんとなく若干よくない予感がしております。京都っつっても梅小路のあたりだし宿も南のほうだし、北のほうに近づかなければたぶん何もないとは思うんですけれども。乞うご期待。

 

 

 たぶん三条までいかねえわ。