新スクの淵から

笹松しいたけの思想・哲学・技術・散文。

仕出し弁当は中出し弁当ではない

 今日はとある読者の方の空目からお題を頂いた。日替わり中出し弁当370円、デフレもビックリな価格設定だと思う。むしろ品質とか性病とか心配になるレベルだ。てかこの値段だと100人とかそういうのをこなさないと日当にすらならねぇ。日替わり中出し弁当37,000円ならまだわかるから、日替わり仕出し弁当と日替わり中出し弁当には100倍の価格差があると考えるのが妥当であろう。仕出し弁当の注文用紙にA定食B定食と並んで中出し弁当のチェックマークがあって37,000って書いてあったら俺腹抱えて笑うよ。給料日は注文が多いとか給与天引きで注文できるとかだともう発狂しながら死ぬ。笑い死ぬ。

 実際のところ公序良俗ってやつに照らし合わせると昼間のお仕事と中出しセックスは切り離れてないとダメだそうだ。中出しセックスの成れの果てである子育てはリッパな日なたのことなのに、肝心の中出しセックスは闇というか聞いちゃいけないというかそもそも生セックスはしちゃダメなほうの事象であるわけであって、なんかこのあたりが個人的に気持ち悪い。1億総潔癖症というか。あまり主語がデカいとアホっぽく見えるので「私は潔癖症の人間が多いと感じる」ぐらいにしておこうか。21世紀の衛生概念はマン汁すら不潔かもしれないものと扱うようになった。

 

 東京・吉原のソープランドでホームページの一覧を見て、名前に☆マークついてると生ファックOK(No SkinとかNama NakadashiということでNSとかNNプレイと呼ばれる)とかそういう話は聞くので、セックスできるタイプの個室浴場であるところのソープランドでは中で働く人達が低用量ピルを飲んで客に生中出しをさせているのが日常チャメシインシデントなのだ。カネさえ払えばポジ種中出しすらできるのだから危険極まりないが、そういうソープランドが潰れずに営業を続けているのだから客だって安全よりも生ファックのほうがいいわけだ。

 

 とはいえカネを払ってするセックスは高くて反応のあるオナホと変わらないわけでラブHには程遠い気がして、あのような大金を叩いて時間制で女体を買う(現行の法令に則ると、恐ろしく高い風呂に恐ろしく高いマッサージ料を払ったら2分ぐらいでコンパニオンと恋人になってしまってセックスした、ということになるらしいが実態は女体買ってるわけだ)のはちょっと合わねぇなあと思う。もっと稼ぐようになれば意識が変わるかもしれないが。いまのところ。人間の本質は変化であるから。

 

 まあ、370円ぐらいで日替わり中出し弁当が買えるなら、宝くじ買うぐらいの気分で買ってもいいかもしれない。時折まぐれ当たりで美人が来るかもしれないし、仕出し弁当と同じなのだから気に食わなければ370円捨てて食わなければいい。

 

 食い物は食べないと勿体無い気がするけどブスは食べなくてももったいなくない、そんな気がします。食べられない美人はレストランの食品サンプルみたいなものか。

 

 ボーナス出た人の奢りで寿司が食いたい。