新スクの淵から

笹松しいたけの思想・哲学・技術・散文。

キチガイ梨オバケ

 キャラの話をしている記事があったので。

aqueous-triplog.hateblo.jp

 

 まずは上記の記事をサクッとご覧頂くとして、私からはふなっしーをとりあげたい。そう、言わずと知れた船橋キチガイ梨オバケである。あれを見て「一般人に着ぐるみが喋るものだという認識を植えつけやがった」と一部から絶不評のアレである。何よりあのキチガイ船橋市非公認なのに勝手にあちこちに出没し、果てはバラエティ番組で芸人と同じ枠組みで登場するまでになった。

 

 さて、そんなに有名になった船橋とはどこにあるのだろうか。東京にお住まいの方ならばボンヤリと思い浮かぶのではなかろうか。とりあえず千葉にある。東京からそう遠いわけではない、と。都心を文字通り東西にぶちぬく水色の東京メトロ東西線でよく見る西船橋という行き先、西がついているがあれは船橋市である。また、黄色い総武線電車でよく見る津田沼という行き先、あれも駅の1/3ぐらいは船橋市にあるから船橋行きの電車と呼んでも語弊はなかろう。野田……もとい、東武アーバンパークラインならそのものズバリ船橋行きが運転されているからわかりやすいね。東京都から、小岩を過ぎ、千葉県の市川市を通り越したところが船橋市である。東京からだと、地下の総武線のりばから津田沼・千葉方面の適当な快速電車で30分かからないくらいのところに船橋駅はある。その船橋があのキチガイ梨オバケを産んだ土壌そのものである。駅からはまったく梨の気配はない。

 

 そんな船橋市であるが、船橋駅前には痒いところばっかり揃えた老舗のときわ書房という本屋さんがある。地元作家のサイン本まで置いてある(売り物である、減ると補充される)。2駅となりの津田沼にはアニメイトやらゲーマーズやら、コスプレするならユザワヤもあるし、ツタヤもパルコもすた丼もある。船橋津田沼地区、住むなら都を通り越して桃源郷か何かなのではないか。

 

 西船橋駅前は山ほどどっさりラブホが立ち並ぶ。少子化対策もバッチリである。南船橋にはららぽーともある。残念ながら室内スキー場のザウスはなくなった。

 

 

 津田沼駅前に家買ってぐうたら暮らしたいから3億降ってこい頼む。