新スクの淵から

笹松しいたけの思想・哲学・技術・散文。

寝具考

 本日は遠方から2名もの方がわが町に来られるということでいつになく充実した土曜日を送っております。先に来られていたお客様は市街地から遠い我が家まで来てくださるとのことでしたので、部屋のスペースをあけるべく、今日はお布団を外に干しておりました。ついでにシーツも洗いました。寝汗がひどいのでシーツがすぐダシっぽくなります。

 

 かつては袋状になっていて、ファスナーで片側サイドを閉めるタイプのシーツを使用していました。しかし、あれはズレないので便利に見えて、洗って干したあとでひっくり返して布団を中から掴んでひっくり返して……とやっているうちに汗だくになるような重労働を強いられますので、引っ越しを機に別の形のシーツを買いました。……ところがね、このシーツ、便利そうにみえて曲者でして、干すとダメダメなのです。

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 こういう、下側がゴムで縮む、いわゆる「ワンタッチシーツ」というやつなのですが、これを布団から取り外して洗濯し、単体で物干し竿にひっかけると丸くなりやがるのです。なんじゃそりゃあ。せっかく天日干ししてるのに乾かないじゃないか。「ワンタッチシーツ 干し方」等で検索しても打開策はみつかりません。どうしたもんだか。あまりにストレスフルなので一枚物のただの布であるフラットなシーツを買いました。

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 これが割と快適でして、こう、ばさーっと被せて端を折り込むだけで寝床完成なのです。寝られればOKなズボラにはぴったり。袋状のやつのように布団をひっくり返して格闘したり、ワンタッチシーツのように干した時にイライラしなくて済みます。洗う時も乾燥機使ったってファスナーのないただの布だからガロンガロン言わなくて静かですしこりゃあええわい。

 

 先日コメリでこういうシーツを探していたら、隅っこに防水シーツというのが売っておりまして、ははあこれはセックス用に違いないなぁとえっちな目で見ていたら、どうも老人/幼児用のようでした。0.7秒ぐらい考えればえっち用の物品が新潟の星・コメリで売ってるわけがないのです。真のズボラ野郎なら布団でカップ麺こぼしながら食ったりするから必要なんだろうか。布団でカップ麺食うやつはもはや要介護であるから病院へ行こうな。

 

 愛液と精液とよくわからないダシで湿気った布団で生肉抱きまくら抱きっぱなしで泥のように寝ような。