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新スクの淵から

笹松しいたけの思想・哲学・技術・散文。

こうそくばす

人生二度目の高速バスは中国道を走る大阪行きであった。初めての高速バスは、2011年の7月、台風襲来により瀬戸大橋が閉鎖され、地元のフォロワーの助言で福山まで迂回して乗ったトモテツ今治行きであった。家にプリンタがなくとも携帯の画面を見せるだけで席を案内してくれる便利な時代になったものだ。近所の鉄道は既に対大阪輸送を朝イチ便以外は放棄して久しく、かつて当地を駆け抜けた急行みささ・みまさかの代わりは専ら高速バスが引き受けている。

 とはいえ朝イチの対大阪輸送は鉄道特有の始発時刻により歩がある。高速バスの繁忙期価格より250円高いが、5時前に当地を出て、大阪に8時過ぎ到着というのはまだまだ使える交通手段と思うが、いかがだろうか。持論の一つではあるが、高速バスとJRの鉄道運賃というのは似たりよったりの金額であるから、バスが満席なら普通列車で旅すればよろしい。かつて豊橋千葉間で金曜夕刻にバスが取れず、普通乗車券を買い求めて東海道本線で帰ったことがあった。「昼間の東海道本線乗り継ぎ」は何も青春18きっぷでやらなければいけないという縛りはないのだ。こういうコロンブスの卵みたいな発想は色んなところに転がっているから、見つけると変な話脳汁が出る。クイズマジックアカデミー新潟水俣病の原因企業を「しょうわでんこう(昭和電工)」とタイプして単独正解した時と同じような脳汁が。



 脳汁じゃなくて愛液たくさん分泌しような。