新スクの淵から

笹松しいたけの思想・哲学・技術・散文。

ロック

 定時退社をキメて自転車に飛び乗りドコモショップへ。2年前にiPhone5Sをタダで貰った回線を解約しに、だ。電話回線2つを解約することを伝えると、特に引き止められることもなく手続きが完了。所要時間は10分弱。これにて2012年1月から続いた、音声回線複数持ち状態が解消された。

 

sasamatsu.hatenablog.com

 

 そういうことでメインの回線はY!mobileの1本だけとなった。今流行のMVNOIIJmio、OCN モバイル ONE、So-net 0simと渡り歩いて今はタブレットに刺さっている。メインの音声回線をMVNOのしなかったのは単にギリギリで良い案件があったからに過ぎない。後出しでY!mobileが2年以上の契約者を1,000円引きにする施策を始めたため、当分の間はY!mobileに居ることとなるだろう。たぶん。ドコモの電波が使えてY!mobileの値段で昼休みに遅くならないサービスがあるなら考えるけれど。

 

 一時期は電話番号を7つ持っていた。最初の1つ以外は、例外なく、ソフトバンクプリペイド携帯で新たに増やしたものだ。ソフトバンクにしてみればいい迷惑だろう。よくソフトバンクの別ブランドであるY!mobileが無事に開通したものだ。総合的判断で契約をお断りされても文句は言えない立場である。紆余曲折あって今日ようやく最初で最後の電話番号ひとつだけとなった。電話いっぱい持ってたほうが毎月の支払いが安いってロックな時代だったよねえ。その後しばらくしてドコモがカケホーダイ強制化したり、各社ともに2年縛りに加えて機種変からしばらくはもっと高い「端末ホニャララサポートの違約金」とかいうのがかかるようになったのは周知の通りだ。そして総務省がブチ切れてMNPしても安くならないようにされてしまった。はて、みんな平等に高くなって喜んでるのはどこだろう。携帯会社か。安くしなくて済むようになったのか。ロックだねえ。

 

 

 ロックといえばまんが「BLACK LAGOON」に出てくる主人公の岡島緑郎の呼び名であることはよく知られているが、こやつはなかなか頭がキレるキャラとして知られる。

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 ここ一番の賭け事に強く、贔屓目に見てもヤケクソだという場面でキッチリキメて立ちまわる様子はサラリーマンとして見習いたい点だ。オヤジ世代が見習いたいサラリーマンキャラクタが島耕作だというが、私は岡島緑郎のようなサラリーマンになりたい。上司にしてみれば鉄砲玉みたいな新人で扱いづらいことこの上ないだろうけれど、どうせあと40年も会社がもつかどうか分からんのだ。萎縮してちっちゃくなって仕事して鬱病になるぐらいならヤケクソで暴れまわったほうがよっぽど精神衛生上よろしい。

 

 とはいえ学のあるところも見せねばならぬ。岡島緑郎は暴力教会で出てきた紅茶の銘柄を当て、見事に話を丸く収めたことすらある。別に利き紅茶をしろというわけではない。派手に暴れるなら要所要所で賢いアピールもしておけというだけのことだ。暴れるしか脳のないタダのアホと思われるよりは、毎日ヤケクソのくせに実は賢いから侮れない、ぐらいのポジションで居たほうが冷遇されない。

 

 

 でもいまのラグーン商会だとクソアバズレのジェーンが転がり込んできてから美味しい思いしてるベニーが羨ましいし、だったらロックもちゃんとレヴィとやることやってて欲しいんだよな。