新スクの淵から

笹松しいたけの思想・哲学・技術・散文。

逆・裏・対偶

 きょうは軽めの数学を。

 

 とは言え真面目にやる必要はまったくないわけだから適当にやりましょう。

 

 一般的に「AならばB」が成り立つ時、その対偶である「Bの否定 ならば Aの否定」は成り立つが、「Aの否定 ならば Bの否定」という命題は成り立たない。

 

 したがって

i)「頭がおかしい」ならば「結婚できない」が真であると仮定すれば、

 i)の対偶である

ii)「結婚できない」の否定 ならば 「頭がおかしい」の否定、つまり

「結婚できている」ならば「頭がおかしくない」は真であるが

 i)の裏である

iii)「頭がおかしい」の否定 ならば 「結婚できない」の否定、つまり

「頭がおかしくない」 ならば 「結婚できている」は真とは言い切れない(真かもしれない)。

 ではiii)の対偶を取ると

iv)「結婚できていない」 ならば 「頭がおかしい」、これが成り立てばiii)は真であるから、結婚していないけど頭がマトモな人間を探してくればiii)が成り立つ。

 

※こういうアホなことを真に受けないように

※意外と夫婦や家族って何処かが歪んで成り立っているものですから

※結婚に必要なのは数学じゃなくて算数だと思う