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新スクの淵から

笹松しいたけの思想・哲学・技術・散文。

可能性

 年末は例によって東京都江東区にある東京国際展示場にて開催されていたコミックマーケット91に参加しておりました。初参加がC75で2008年末、そう考えると遠いところまで来てしまった感があります。概ね一般参加で、首都圏在住の数年間は設営と撤収、時々サークル参加に回ったり、直接参加しないまでも、幾つかのサークルの頒布物に顔(名前?)を出すなど活動が多岐に渡っています。参加目的は好奇心の充足というのが主たるものであります。

 

 去年はどうも脳みその何処かにリミッターのようなものが働いていたような感触でどうも書く文章が表現しきれていないと感じることが多かったように思います。これは当然ながら「お手紙」を頂戴して法務部の一番偉いおっちゃんと面談したりその後退職したりしたせいも多分にあるでしょうし、その他のできごとも関わっているように思います。その後、以前からお世話になっている方の力を借りて、なんとかこの場に戻ってくることができました。この世界の片隅には、きっとどこかに自分の居場所があるはずです。なければ作りましょう。私は美人のふとももの隙間を居場所にしたいと思います。年がら年中軽く蒸れた甘い女の子の体臭を吸い放題。(子作りの)能率が上がること間違いなしです。問題は、子作りするとなると、着床後、子の独立までにかかる費用の負担が可能であることを担保せねばだれも子宮を貸してくれないことだけなのです。それだけです。この着床から出産を経由して育児教育が無料であれば何か気の迷いで卵子ひとつと子宮を貸していただけるかもしれないわけです。ところが現実はそうなっていないので、費用負担の見通しを立て、さり気なく、嫌味にならない程度にお金を持っていることをアピールし、いかに自分と結婚すれば得であるかをプレゼンしてようやく孕んでもらえるわけです。

 

 もしくは国政に参加して育児と教育をタダにしましょう。育児と教育がタダなら「お金持ってないけどこの人の子供を産んでもいいかな」と思えるでしょう。たぶん。この「無責任種付けどんとこい税金でぜんぶ面倒見るからどんどん孕め法案」縮めて「孕め法」は有権者の3割くらいの支持が得られそうですので、自民党あたりから比例で出れば私も国政に参加できるはずです。たぶん。国政まで行かずとも、定員が余ったり不祥事が続出しているような地方議会に子育て支援を引っさげて政界に足を踏み入れるのも良いでしょう。無限に道が広がります。なにも税金でメシを食わせてもらおうと思ったら公務員にならずとも議員でもいいわけですから。もちろん、相応の誠意(ある行動をしているように見せる能力)とカリスマが求められますが、生きるためには、たいしたことではありませんね。

 

 カリスマ性があれば新しく宗教を立ち上げるのもよいでしょう。乱世においては卵子と確かな心の拠り所が必要です。膣内射精は救われる、出産はめでたいことだ、頭の良い子は宝だ、体の強い子は神に愛されている、優しい子はみなを救うとなにかに付けて褒めちぎれば人はついてきます。現代において足りていないのは、承認ですから、カリスマ教祖様が褒めてくれるとなれば入信者が殺到するでしょう。結婚も祝うし出産も祝うしなんなら別に結婚と出産の順序が逆であろうとシングルで出産しようと手厚く祝福する、そんな宗教法人があってもいいでしょう。お布施は非課税。これが2017年の鉄則です。教義に「膣内射精前にHIVの検査を受けよう」「妊娠は女性の意思で行おう」「低用量ピルを推進しよう」となんだか医療法人めいてきましたが、宗教が科学的なのが”いけない”とはだれも言っていません。政治と宗教は分けねばならないが、科学とは仲良くしてもいいのです。

 

 そんなこんなで1日から何かをするとよくないというアレに則って、新年2日から、あなたは明日から教祖にもなれるし政治家にもなれるかもしれないという提言をさせていただきました。どうか、これをお読みの、賢明なる読者の皆様にとって、2017年が実り多きものとなりますよう、心から願うばかりであります。

 

 

 世界に遍く(当然俺にも)膣内射精のあらんことを。