読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

新スクの淵から

笹松しいたけの思想・哲学・技術・散文。

おきらく一人旅(入試)

 しばらく書かないと自然にブログの執筆から離れてしまう。違うのだ、寒いのが悪いのだ。コタツを設置し厳寒期もぬくぬくと過ごすのはいいが、デスクトップパソコンをコタツに移設するのはよくなかった。ディスプレイというのはすこし見下ろす形に設置すると首や目への負担が少ないが、コタツに28型のディスプレイを設置すると見上げる形となってしまう。しんどい。したがってコタツの向こうにみかんの箱を設置し、目線は自然と下へ向くようにしたが、こんどは遠くて活字を追うのが厳しい。フォントサイズを大きくしたり、いろいろ試したがしっくり来ない。厳寒期に灯油を買うカネもない低所得者であるから、暖房する領域が区切られており、暖房費が低廉に抑えられるコタツを使うことは我ながら慧眼であったが、しかして、ノートパソコンを持っていないせいで、活字を追う活動から離れてしまったのもまた事実。次に何かしらの収入があったらノートパソコンが欲しい。いや、それより前に望遠レンズだ、冷蔵庫の買い替えだ、カメラのストラップも買い替えたい、ドラレコは買った、ETCは……と物欲は尽きないが、入ってくる賃金というのは年末調整ぐらいでしか変動しないのですべて先送り。そうこうしているうちに冬は去り、いい加減デスクにデスクトップパソコンを戻しても下半身は寒くなかろうという時期が到来したので適当に下書きから掘り起こしつつリハビリを兼ねて書くことにした。なにせ原稿の依頼まで舞い込んだため、ここいらで筆とペニスを折って入院して……などという茶の濁し方ができなくなってしまった。どうでもいいけど濁ったペットボトルのお茶は捨てたほうがいいぞ。入院するハメになるらしい。

 

 大学入試に親が着いてくるか、という話がある。昨今では過保護な親が泊りがけの入試に着いてくる、一体どうなっているのか、という言説である。とはいえこれには子供が自立していないわけではなく、どうも「親が子離れ出来ていない」ケースが多々見受けられるので、受験生本人に責はない。……と思う。一人暮らし開始の際だって、不動産の手続きにすら親が来ず、入居3日目に「手伝い」と称してようやく父親が来てくれた程度にあれこれ任された身としては複雑である。不動産の手続きは、といえば、さすが学生街の不動産である、書類は実印での割印が必要な箇所を指示して保証人宛に郵送して対応するという。「浪人生ですか、いやあ、しっかりされているので」などと客を褒めることも忘れない、良い不動産だったように思う。まあさておいて、とにかく、他所は知らないけれど、少なくとも私の場合、入試に親は着いてこなかった。大変気楽である。世のひとり出張サラリーマンの気分だ。のちのち、まっとうな社会人をやっていた頃にひとりで出張したことがあったが、現地で取引先にお邪魔するまでの間はお気楽そのものである。移動が苦にならない人種に出張、猫に鰹節、鬼に金棒、女子高生に8×4である。

 

 とまあさておいて、東急東横線日吉駅まで、讃岐の国から入試に向かうときのお話。当然距離的に前泊であるから、行きはANA高松空港から夕方の羽田行き。これは良い。問題は帰りである。終了時刻はわかっているが、不測の事態も想定される。時間が読めない。そこで帰りは遅めの時間で新幹線を取っておく。JRの特急券は1回に限り無料で乗車変更ができるから、用務が早く済んだ際は窓口で早い便に変更すれば良い。ただし、飛行機のオープン航空券のように、乗り遅れたから後の便に変更、というのはできない*1。手持ちのきっぷの発車時刻までに窓口に行かねばならない。なお、当然のことながら、早い便が満席の場合、座れるかどうかの賭けをして自由席に替えてもらうか、適当に時間を潰して本来の便に乗るか、になる。いずれにせよ、最大公約数で遅い便の指定を取っておくと選択肢が増える。最悪でも手元に席はあるわけだから、街に出て観光をするなり、本を買ってカフェに入るなり、あるいは入試会場でギリギリ女子高生な少女をひっかけてラブホへシケ込むなり……人生の選択肢は、つねに、なるべく、多く持っておくというのが四半世紀生きてきて得られた経験だ。

 

 入試の日程は半年も前から承知であるから飛行機に関しては片道1万円と少しで手配ができた。ホテルは新横浜の東横インを押さえ、帰りの新幹線も手配ができた。あとは当日、問題を読んでどれだけアタマが回転するかに掛かっている。8,000回転までキッチリ回せ。レッドゾーンに突入だ。脳みそはブドウ糖しかエネルギーに出来ないらしいが、そこは人間の歴史と人体の神秘がうまくしたもので、いわゆる糖質というのはブドウ糖が長く長くつながって出来ており、コメやらパンやらを食べると胃酸で単糖類に分解されて吸収されるそうだから何も試薬一級のブドウ糖を試験会場で食べる必要はないのである。

 

 羽田空港に降り立ち、真っ赤なカラーの京浜急行新逗子行きに乗る。もともとが空港アクセス専用というわけではないためか、途中の小駅にも止まりつつ、列車は横浜へ向かった。横浜で降り、西口のダイエーで化粧水やらカミソリやらを買い込む。かさばるものは現地調達。飛行機に安全カミソリを持って乗れるのか知らなかった*2し、降機後にターンテーブルで待たされるのが嫌で基本的に荷物は預けないから、というのもあるけれど。新千歳でサークルの後輩に「先輩、預け荷物を受け取り忘れているのではないですか」と突っ込まれるようなボストンバッグひとつで数日旅行するけど、旅慣れた人間はおおよそ荷物が少ない。

 

 話がだいぶ脱線した。当時既に一浪であったから高校生ではなかった。高校生ではないということは大手を振ってエロ本が買えるということである。従ってダイエーからメロンブックスへ直行した。エロ同人を物色し、厳選5冊を抱えて東横線に乗る。東横線東横インに向かう。フフッ。東横インの東横、とは東京と横浜の間にある蒲田に建てたという意味なので、まったく関係ないのだがまあよい。横浜線に乗り換えて新横浜に到着。一旦チェックインして荷物を置き、腹ごしらえをして再びの駅前。するとロータリーに面してブックオフがあるではないか。なんと明日が入試であるというのにアホが「いちご100%」を読みに吸い込まれていった。アーメン。いや、どちらかと言うとザーメンか。エロマンガの写植で見るとザーメンって興奮するけどリアルに音声で聞いてもあんまり興奮しねえなあと思うのは個人の自由だと思う。

 

 とまあ、親の目の届かないところに行くと人間ここまで自堕落に過ごせるものだと感心してしまう。ファッキュー管理教育。そりゃあ全寮制とか男子校とかそういう規律戒律に厳しそうな教育をしてくれそうな学校も出てまいりますわなあ。とはいえ成績で事実上行く学校が決まってしまう四国の田舎に比べれば、好き放題私立高校選べる都市部は恵まれてると思うよほんと。まあ男子校に行くのはみんな大好き自己責任の範疇なのと、人生や歴史に-IF-もしもルートは存在しないので、時間巻き戻しの理論が提唱されるまでは過去を悔やむのはやめましょうねえ。よく言うでしょう、「買わずに後悔するより買って反省」と。世に求められるのは機会逸失の後悔ではなくサンクコストの反省なんです。本質的には同じだけどネ!高校生のうちに高校生相手に生セックスできなかったことを後悔するのクヨクヨ系で男らしくないけど、反省してカカオトークで今から女子高生引っ掛けて食べに行くのはお巡りさんこっちです。田舎で出会い系サイトの掲示板を覗いても個人デリヘルみたいなのばっかりで落胆しちゃうね。個人タクシーかよってレベルで個人デリヘル、ただしこちらが車を出して人妻を迎えにみたいなそういう危ない橋ばかりで参ってしまう。当然そんな危険な女に手は出さないし、サイトに課金したりもしないのだけれど、インターチェンジのそばにあるエロビデオ屋には出会い系サイト各種の課金カードが売られていて文化の違いを見せつけられる。出会い系サイトのベテランになると「スタービーチは良かった」らしいけど、今じゃぽっちゃり系で容姿に自信なしのくせに「条件あります☆」とかほざいた……やめとこうか、そういうアホらしいのに手を出したりはしていません。断じて。お金がもったいない。

 

 で、入試会場で"まだギリギリ"女子高生を持って帰れたのかって?んなもん聞くまでもないでしょうよ、日吉の駅まで出るのも一苦労の退場制限を食らうわ、受験生の大多数はまだまだ入試が残っててそれどころじゃない顔してるわ、そもそも受験生は睡眠不足で肌もボロボロで食べる気が……ってこれは酸っぱい葡萄理論になってきた。きっと女子高生は美味しいのだろうって思っておかないと女子高生が値崩れするからそういうことにしておこう。それがいい。

 

 うっかり妊娠しちゃった女子高生ってガチ生☆種付けセックスしちゃったってことだよね。

*1:今でも乗り遅れてからの変更ってできるんだろうか、私は経験がない

*2:安全カミソリや電気ヒゲソリは機内持ち込みできるらしい