新スクの淵から

笹松しいたけの思想・哲学・技術・散文。

#C92感想 「NAVAL Trading Co., Ltd 003」(CASTLEPOINT/てぃーえー)

 岡山から新幹線で東京へ。のぞみ号が取れれば乗り換えは要らないが、時により新大阪駅での乗り換えが必要になる。せっかく駅に降り立つのだ、たとえ乗り換えであっても、この好機を逃さぬよう何をするかというと、車内販売で買えない食料を買い込むのだ。たとえて言えば赤福。風を切り裂いて走りそうなフォルム。8つ入りと綾鷹を1本買い、東京行きに乗り換える。そして京都到着まででなくなる赤福。口直しに車内販売でスジャータのアイスを……。と、読むだけで血糖値が上がりそうな話はこの辺にしておいて、今日はブラック・ラグーンみたいな艦これ同人をご紹介。

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 今回は長良型軽巡洋艦四番艦「由良」がドチャクソ引っかき回していくようです。例によってここから先はネタバレを防ぐべく改行改行。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 本作をお読みになった上でこの記事の冒頭を読んだ方はすぐピンとくるかもしれませんが、そういうことですよね。このように原稿追い込み時期のお手伝いを、ほんの数ミリ程度させて頂きましたが、私が関わった部分は本当に微小区間ですのであしからず。由良さん出てきてぼく満足。

 

 産廃処理に妖精さん使ってバージン材として高く売る……ウッ前職が……射出成形が……プレス加工が……と頭痛くなってきますが、現実問題として射出成形で製品を作る際に製品本体よりランナーの方が大きいということは多々ありますゆえ、ランナーを粉砕して再び射出成形機に投入することは可能ではあります。可能では。しかしながら品質が担保できないとかそもそも射出成形という工程で断熱圧縮じみたことが起こって変質しているとか、諸々の問題がありますから……ウッ頭が……このへんでやめとこっかこの話……。

 

 冒頭の由良さんとラストシーンの由良さんがどうにも繋がらないのですが、どうやら由良さんの角が取れるところは次巻に期待ということのようで。こんな面倒な艦娘を引き受けるなんて前原さんはドMか何かでしょうか。"ここの"高雄型の相手をしている時点で相当マゾいとは思うので誤差でしょう。まだ上官を試して命を賭させるような巡洋艦どもより提督さんと呼んでくれない程度なら扱いやすいと思えてしまう私が居ます。

 

 弊鎮守府では、アイアンボトムサウンドは当時(おそらく)E-4までの攻略に留まりました。53 cm艦首魚雷は持っているし能代も居るのでおそらくそういうことだと思われます。武蔵の着任は大型艦建造ガチャを……。武蔵の外観についてはどうしてああなたのか気になります。しずまパパに聞いてみたいところではありますが、海軍呉工廠にて、ドックへ注水する形で静かに進水した大和と違い、、三菱重工長崎において船台建造で盛大にズドンと進水した豪快さ、でしょうか。

 

 富津岬チーバくんの……いいえ、なんでもないです。何やら怪しい入札が。こういうの見るとワクワクしてきますねえ!他業種の仕事を垣間見るようで、粉飾決算を暴いたような爽快さがあります。

 

 

 ぼくも由良さんと同棲して丸ノ内線で暮らしたいという気持ちはあります、って言うけどたぶんこの由良さんはそういうことをしてくれないんだろうなって思う。たぶん。

 

 由良さんが大泣き……するかどうかは分からないけれど、角がどうやって取れていくのか、次巻が大変愉しみでございます。