新スクの淵から

笹松しいたけの思想・哲学・技術・散文。

笹松の病みは仕事のストレスとベクトルが違うやろ

っていうの言われたんですけど、現在においてはまさにその通りでして。新人研修中なのでストレス感じるほど仕事させられておりません。むしろ諸先輩方に「おじいちゃんの軽トラ乗って市場に遊びに来たお孫さん」みたいなやさしい扱いをされていてちょっとこの先に待ち構えているフルタイム労働に耐えきれるかどうか目下怪しいところであります。

 

 温泉って良いですよね。いま研修中の土地では近隣にボッコボコ温泉が吹き出ておりまして、新人一同であちこち入りに行くわけですよ。時折ホテルの大浴場を幾ばくかのお安い代金で日帰り利用させていただいたりして、その時に「貸し切り露天風呂→」なんて看板が視界に入るわけですよ。これがてきめんに病む。これからさーあ温泉だリフレッシュって時に急転直下絶対零度で心は瞬間冷凍で心臓だけ冷凍便で築地市場まで超特急。

 なぜなら貸し切り露天風呂って縁がないんですよ。同性の知り合いと風呂行っても別に貸し切りにするこたぁないんですよ。なぜって入る風呂が一緒だから。貸し切り露天風呂って言うのは昨今21世紀の1億総潔癖症のニッポンにおいて混浴露天風呂を代替する存在であるからなのです!そう、1億総潔癖症のニッポンにおいてはどんな男が入ったかわからん混浴ってのは廃れて、心を許せる異性とドボンと浸かってああ^~っとリラックスできる貸し切り露天風呂へとコンバートしてしまったのです。

 従って心を許せる異性が居ない人間が温泉に行って「貸し切り露天風呂→」なんていう看板を見るとつくづく病みますというのが本日のありがたいお話でございました。おやすみなさい。