新スクの淵から

笹松しいたけの思想・哲学・技術・散文。

年金とぼく

 

 さて、今日のタイトルは「年金とぼく」とあるように、非常におカタいテーマであるように見える……が一見そうではない。年金は年金でも、学生納付特例制度とその事務手続きに関るアリエネー話である。

 一浪して大学に入ったのでだいたい2年半ほど、国民年金の学生納付特例制度を利用した。最初の年は手続きをしても納付書が送られてきますが放っておいてください、ということで、役所で手続きをして、送られてきた納付書は無視して捨てた。ここまでは良い。ここまでは良い(大事なことなので二回言いました)。

 それからしばらくして電話がかかってきた。「年金の下請けをしている会社のものです」という。別に詐欺っぽくもないので普通に応対した。なんでも、「学生納付特例制度の手続きが済んでいないので用紙をお送りしましょうか」という連絡であった。私も、手続きしたような「気はする」けれども、ひょっとしたらできていなかったのかなぁと思い、書類を送ってもらうように言い、後日送られてきた学生特例の用紙に記入後返送した。

 

 そしたら、だ。後日になってまた電話が来た。なんでも、「学生納付特例制度の書類が2通出ているがどういうことだ」という。この辺りでだいぶイライラしてくるが、仏とスク水の顔は三度まで有効ということになっているから怒らずに、一つ上の段落でやったようなやりとりを説明した。結局2通目となるあとから記入返送した書類が封書で送り返されてきたあたりが良くも悪くもお役所であると感じたが、まあいい。

 

 で、仏とスク水の顔は三度まで有効なので、一度目はこちらがはっきり覚えていなかったのもあったから、サービスとしよう。イライラしてきてもまだ一回だ。許してやろうではないか。スク水好きなやつは気が長いからめったに怒らないぞ。

 

 

 

 

 

 こともあろうに年金機構という組織は翌年も、またその翌年も同じやりとりをしてくれたから、仏とスク水の顔の三回を使い果たして俺様激おこというわけだ。

 

 

 

 そんな中、例の個人情報おもらし事件である。

新種ウイルスに感染か=サイバー攻撃、フリーメールで―年金機構情報流出 (時事通信) - Yahoo!ニュース

 消えた年金問題の時の、ニュースで観た俺の中で有名なエピソードとして「穐山という苗字が読めず、『カメヤマ』としてパンチカード入力したことを思い出す」という証言をした「元バイト」というのを思い出した。パンチカードを使うようなコンピュータが稼働していころから年金というのは大切な基金でありながらおバイト君がわりかしテキトーに管理していたのだ。年金機構がしっかりしていようがいまいがどうせ年金が小学生のお小遣い並しか支給されないであろう我々にとっては実に面白すぎるお話であるが。

 元来、社会制度は「平均寿命まで仕事をし、平均寿命より長く生きれば年金がもらえる」というものであったらしい。だからどうしたというわけではないが、結局死ぬまで日銭を稼がないといけないらしいというのは覚悟した上で貯蓄プランを考えられたい。つまるところ貯金するよりは、生涯現役職業人でいられるように、健康に気を使った生活にカネをかけるべきではないか。食うべきはデフレ牛丼ではなく、割高コンビニメシでもなく、まともな定食屋の野菜多めなゴハンである。都会ぐらし諸氏なら大戸屋がいいぞ、あそこのメシは比較的健康だ。休日は自炊するといい。何も料亭の味を再現しろというのではない。家庭料理で良いからメシを炊いて食えというだけの話だ。メシだけではない。歯も大切にしろ。歯医者に通って定期健診を受けよ。忙しいなら寝る前に絶対歯を磨け。硬いやつではなく柔らかくて細いサンスターのGUMとかいうハブラシがオススメだ。歯周ポケットまでキッチリ歯垢を掻き出せ。彼女がいるやつはハブラシプレイをしろ。デンタルセックスで老後も健康、一石二鳥である。あとはしっかり寝ろ。睡眠不足は最大の不健康だ。布団が湿気ていて寝付きが悪いのなら布団乾燥機を買え。乾いた布団は人類を救う。ありがとう三菱電機

www.mitsubishielectric.co.jp

 

 三菱電機のテクノロジーで乾いた気持ちのいいお布団でスク水スケベすると最高に気持ち良いしそのまま寝られるし万一ビッチョビチョになってもまた布団乾燥機かけながら風呂でも入ってりゃいいわけだし最高だよな布団乾燥機。