新スクの淵から

笹松しいたけの思想・哲学・技術・散文。

あかふく

 お土産物の話が熊ブログで出てたので。

kuma-rapidexp.hatenablog.com

 私は大阪に出かけて帰路が新幹線だと赤福を買って帰る。何故って?御伊勢へ行くより手軽に買えるからだ。そして新大阪京都間で8つ食べ切る。名古屋までに口直しのシンカンセンスゴイカタイアイスを食う。そして列車は東京へ到着する。千葉に住んでいたのでたいてい品川で降りて総武快速線に乗り換えるのだが細かいことはいい。東京だと東海道新幹線を降りて、階段を降り、乗換改札をくぐり抜け、東北・上越新幹線のホーム(20~23番線)・東海道線上野東京ラインのホーム(7~10番線)・山手線京浜東北線のホーム(3~6番線)・中央快速線のホーム(1~2番線)を延々くぐり抜けて更に地下5階(総武地下1~4番線)までエスカレータで潜らねばならないが、品川で総武快速線に乗り換えると2つ隣の同一高さにあるホームへ行くだけなので非常にラクチンである。

 

 しかし、他人に向けて赤福を買って帰ることは少ない。家族には買って帰るが。これは何故か。赤福が個包装になっていないどころか隣とくっついてることに原因がある。赤福には木の"へら"が1つしか付属していない。別にスプーンを用意せずに複数人で食べるとうっかり唾液を交換することとなる。よほど心の距離が近くないと赤福は他人と食えないのである。なにせ21世紀ももう2015年である。食品衛生問題が声高に叫ばれる1億総潔癖症(編注:筆者の偏見でありまた主語がデカいので無視して良い)時代にそぐわない。いやだから別にスプーン用意しろよってのな。解決策が目の前にブランブランしてるのに買わない理由にしてんじゃねぇよタコって御伊勢の方から怒られちゃう気もする。まあ、個包装の赤福ってのも想像しづらいが。

 

 赤福食べた後にデブっちゃうからってそれを消費する感じのセックス、してぇなあ。