新スクの淵から

笹松しいたけの思想・哲学・技術・散文。

バブみ

 今日も今日とて勤め人をしてきまして。今日はエアパッキン、通称プチプチを使う作業があったのですが、あれはロール状にぐるぐる巻きされておりまして、倉庫からよっこらセックスと持ち上げていく必要があるわけですが、寸胴体型ですのでつかみどころがないわけです。しかたがないので抱きしめてもちあげるような形でギュッとしがみつくと、断熱材としても使われるという空気感と言い、それでいて壊れそうにない安心感といい、2015年で最高のバブみを感じてしまいました。エアパッキンに母性を感じる。今日も技術者の悲哀をひとつ詳らかに、オープンにしてしまいました。ぼくはげんきです。

 

 そういうわけで思いついてしまうわけです。何を。エアパッキンを人型に整えて冗長性の高いエアーダッチワイフを作るということを。空気を入れて膨らませると人型になる通称「空気嫁」とか言われるもの、代表的な商品で行くとラブボディ○○、というやつがありますね。体型・体位を複数揃えていてお好みに合わせてご利用いただける皆様のカノジョ。

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 個人的に相当気に入っている視点です。なだらかな丘陵地帯を結ぶ赤いラインと、セーラー服ならではの襟の形をすべて同時に見て楽しめる恐ろしくオトクな眺めをひとりじめできますから。なお場所は膝の上です。背面座位ってやつだ。

 

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 こうやって2人並べようがタダみたいなもんですからみなさまうっかり買ってしまいましょう。アマゾンで3,000円しませんから早く買え。早く買え。

 

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 半脱がし 正義 救いはここにあった †悔い改めて†

 

 

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 話がそれましたが、こういうラブボディの弱点は「体重をかけるとすぐに穴が空く」こと、そして「全体がひとつの浮き輪のようになっているため、穴が一箇所開くとお釈迦」であることです。ということは、小さな空気室が密集してできたプチプチを使って人型に整えてやると、これらの弱点を克服できたラブドールができあがるじゃありませんか。

 

 

 空気を抜いて畳むことが不可能になりますので、ぜひともお部屋のインテリアとして常に愛してあげましょうね。

 

 

 数カ月後にエアパッキン主体のラブボディ類似品が売られてたら笑ってあげるしパテント代よこせって言わないけど3体ぐらい送ってきて欲しい。