新スクの淵から

笹松しいたけの思想・哲学・技術・散文。

学校を褒めよう!

 タイトルは谷川流の「学校を出よう!」をリスペクトした感じで。早く続き出してくれ頼む。あれは1巻目のラストが最高にえろえろで好きなんですけれども、2巻目以降は電撃文庫の規制に引っかかったのかお色気シーンないんだよなぁ。残念。どうせラノベじゃない一般的な文庫の小説って作中でまるでラーメンでも食うかのようにセックスしてるし、セックスのなんたるかを知らない中高生なんて居ないんだからラノベでセックスして何が悪いというのだ。十文字青の「ぷりるん」とかはずっぶんずっぶんのべっちょんべっちょんでしたけれども。

 

 さて、今日のタイトルは「学校を褒めよう!」です。いやね、組体操に噛みつく(?)例が散見されまして、確かに組体操ピラミッドは大変危険で、やめるべきなんです。それは良い。算数で斜めに方眼紙を使って12 cm^2を作ったら晒しあげられて同調圧力の元辱められるとか、なんというか、「(公立)(小中)学校でこんなひどい扱いをされた!!!!!」という声を聞くと、モロに公立小中を出てきた身としてはいたたたたたまれないのです。そら「被害者の声」がよく通るのは大切なことですし、危険な組体操ピラミッドや、理屈で考えられずに柔軟な発想を否定するとかは良くないことです。良くないならやめていきましょうねってのは正しい。

 

 だからそのぶん良かったことも褒めましょうよう、というのが今日の趣旨です。


 磁石につく金属は何か、という問いに「鉄 ニッケル コバルト」と書いて提出するクソガキがいた。私のことだ。しかし当時小学校三年生を担当していた担任はマルをくれた。通知票渡す懇談では「お父様は教授か何かか」などとも言われた。悪い気はしないけれど、オヤジ殿はちょいと稼ぐ普通のサラリーマンだ。普通のサラリーマンだけれど、思いつきで長野出張から「クロメダカだぞ!増やすぞ!」とメダカを持って帰ってきたり、あるいは首都圏じゅうのホームセンターを駆け回って亜鉛板を探してくれたりした。とてもありがたかったけれど、今思えば亜鉛板探すのにホムセンてのがサラリーマンなんだよね。おそらく近所の高校の化学のセンセに問い合わせるのが一番の近道だったように思う。閑話休題。どちらかというと筆者が大人に気に入られるようないけ好かないクソガキタイプであったことも手伝って、小中高と公立に通ったのに教師から理不尽な扱いを受けたことは記憶に薄い。


 とはいえ、教師ウケするような生き方というのは女ウケが最高に悪い。メガネかけてて冷徹なんだけど実は淫乱で放課後の生徒会室で後輩を専任肉バイブにしているような表カッチリ裏エロエロな生徒会長とかそういうの居ないからな?いい加減に世界の法則が真逆にならないものかと真剣に悩んだ小学65535年生の頃。




 本日は横浜熊茸会からお送りしました。