新スクの淵から

笹松しいたけの思想・哲学・技術・散文。

さよならのかわりに

 今日のタイトルは「この青空に約束を―」から、アニメ版最終話挿入歌の『さよならのかわりに』をそのまま頂いた。戯画のサウンドトラックに収録されていて、時折ヤフオクに出てるから買うが良い。『Leaf ticket』とか『allegretto - そらときみ』とかも収録されてる青い色の3枚だか4枚だか組のやつ 

 本日さよならしたのは寮で寝起きを共にしたりときどきセックスしたりしたえっちなセンパイではなく、右下の親知らずである。頭部分は1/4ほどしか残っておらず、根っこが残っていた状態となっていた。いきさつはこちらの記事を参照のこと。

sasamatsu.hatenablog.jp

 

 

 つまるところ今回は人生5回目となる親知らずの抜歯である。なんでも、頭を大部分取り除いたので、3ヶ月経つと抜けやすい方向へ歯が動くのだそうだ。ホンマかいな、と思うけれど、そういう理屈でもなければ歯列矯正という概念は存在しないわけだし、したがって歯というのは力を受け続けると徐々に動くらしい。バス停を毎日1 mずつずらせば1年かかっても自分の家の目の前に持ってこれるのと同じ理屈だ(やるなよ)。そういえば中学高校の頃に好きだった女の子は卒業文集の「100万円あったら何をする」という欄に歯の矯正、と書いていた。大人になってから歯列矯正するのは大変らしいけれど、彼女もぼちぼち社会人になる頃だし、なあに夏冬のボーナス2回が全額カット食らったつもり貯金すれば100万円などすぐ貯まる。はした金なのである。彼女は果物が食えないらしいから果物食べたつもり貯金でもいいかもしれないが、そんなのは私の知ったところではないか。

 

 したがって抜歯自体は70分ほどで終了した。歩いて3分の歯医者なのでロスタイムは限りなく短い。頭がほとんどなくなっていたため明細が埋伏歯の抜歯ということで1050点、したがって10,500円の3割負担とその他諸々で5千円近い会計だったが気にしてはならない。もともと頭出てたし伏せてもなかったやんけ頭切って埋めたん3ヶ月前のアンタじゃないかいオラオラとゴネゴネするぐらい社会性のステータスが低ければ半額ぐらいにはなったかもしれないけれど、そこはまあ大人の対応である。

 

 数年歯医者行ってない人は今すぐ歯医者を予約しような。歯がなくなったらディープキスしたときに歯に当たったりそういう経験ができなくなるからな。後から歯を失うのは簡単だが。

 

 

 やっぱズキズキ痛むから女の子の膝枕でよしよししてもらいたい痛い。