あなたが私にくれたもの(1)
オレンジ色の……なんだっけ。これ以上踏み込んで記述すると日本音楽著作権協会にお布施をせねばならなくなるのでやめておこう。ジッタリン・ジンの「プレゼント」で検索検索ゥ。というわけで今日はプレゼントのお話。先日の誕生日に合わせて皆様から素敵な素敵な贈り物が届きましたのでここに記録がてらまとめておこうと思います。なお、誕生日プレゼントは誕生日前後半年間受け付けておりますのでどしどしお寄せください。
1件目:いるかむちゃんから
・講談社現代新書「京都のおねだん」(ほしいものリストの品物)
・ゆずリキュール「梅乃宿 ゆず」(梅乃宿酒造)
・TDK 婦人体温計
以上の3点をお送りいただいた。京都のおねだんはちょっと読んでみたかったので大変ありがたい。ゆずリキュールは奈良の梅乃宿酒造の品でたいへん美味であった。そして婦人体温計である。婦人体温計……!?ナンデ!?普段から朝の挨拶でお排卵日とか幼なじみ彼女と排卵日中出しラブHとか安全日に思い切り膣内射精したいとか言ってるから*1かな????
とはいえせっかく頂いた貴重な資料である。今後の人生で基礎体温を測って記録するシーンの描写をするときに婦人体温計の作画にも使える。スマートフォンにデータ転送できるということで、NFCでも搭載してるんかなあ、と思い好奇心から開封。測定完了時の「ピピピ」音を出すのと同じ圧電サウンダを用いてスマートフォンのマイクへなんと音声データで通信するというものだった。あまりのローテクさに驚いたが、転送すべきデータは小数点を抜けば4桁の数字だけであるから十分なのだろう。フリック入力で打ち込んでも大した手間ではないが、手打ちはミスるのだ。2桁目と3桁目を間違えると「36.54℃」正当のところ「35.64℃」と入力されてしまう。入力する指がスリップしてそもそも違う数値が入ることすらあり得る。
何しろ基礎体温を測定するのは寝起きなのだ。寝起きに寝ぼけ眼でその上頭も寝ぼけているからミスしかしねえ環境下だ。然して基礎体温というのは安全日/危険日の管理に直結し、場合によっては人生や財産に関わる大変な問題である。だからこそ婦人体温計の開発者やアプリ開発者は指のスリップ・数値の読み間違いを防ぐべく、99%のスマートフォンに搭載されているマイクというデバイスを用いてデジタルでのデータ入力を廉価に実現したのだと思うと目頭が熱くなってくる。その開発者諸氏に敬意を表し
ルナルナをインストールした。
*1:自業自得といいます