【個人輸入】memory.netでメモリーを買う話
メモリのギガバイト単価が歴史的に安い!!!(俺調べ:2020年5月現在)
みなさん、メモリ、足りてますかあ??????
私は足りてます。メインマシンに64GB積んでいました。
メインマシンはDeskmini A300です。
さて。DDR4-2666 32GBのモジュールを2枚刺していたのですが、昨今の名前を出すのもアレな病原体のせいで自宅勤務が長くなり、業務用のマシンに32GBのメモリモジュールを1枚貸し出してやることにしました。するとこう、メインマシンのメモリが半減ということになります。それでも32GBあるが。
せっかくなのでDDR4-3200のモジュールを揃えてやろうと(A300はメモリのクロックを変えられる)思いましたが、まだ国内ではDDR4-3200 SO-DIMMで32GBというのは扱いが少なめです。米国・Memory.netから購入することにしました。
参考にしたのは相変わらずのらねこ! 氏のブログ
今(2020.5.13現在)のところ、Memory.netで取り扱いのあるDDR4-3200 SO-DIMMで32GBはサムスン製だけのようです。
日本国内ではマイクロン製も出回り始めたようです。
・注文する
とりあえずサムスン製のM471A4G43AB1‐CWEを注文します。のらねこ! 氏のオススメ通り、配送手段はPayPal Express(USD25.06)にて。
妙にレートが悪いなと思いながらJCBを噛ませたPaypalで支払いをします。間に決済代行業者がいくつか挟まったほうが安心というのと、Memory.netで直接クレカ払いをするとなぜかパスポートの画像データを要求される? という報告もあります。
注文後に来た自動返信メールは5月9日(土)17:32(日本時間)です。
・人間からメールが来る
週明けて12日(火)の午前1:29に「Note added to your Memory」とかから始まるタイトルのメールが届きます。カリフォルニアは16時間差なのであっちは月曜のAM10時半ですね。
Hello,
Please provide your VAT/GST number to help process your order.
If you do not have one please let us know that you are willing to cover any import fees/duties that may be placed on the goods during delivery.
Thank You!
なにやらVAT/GST番号(付加価値税登録番号)を聞かれているようなのですが、個人なのでそんなものはない。中学生並みの英語で返しておきます。
Hello,
I do not have VAT/GST number.
In Japan, I will pay any import fees/duties on receive courier via postal service(FedEx).
No problem, Prease send this order.
Thank you.
とまあ適当に、「そんなものはない」「日本は関税的なものが発生する場合はFedExで個人輸入したら受取時に請求される(こともある)」「そのまま送りんちゃい」あたりを中学生英語で書いて1:44に返信してみると、2:06には
Hello,
Thank you for your prompt response. Your order will be processed and shipped today.
Thanks!
と返信が来て、同時に自動送信メールで注文ステータスがOn hold(保留)から進んでProcessing orderに変わったことが知らされました。昼までにカタがついたので即日発送してもらえたようです。ありがとう担当のW氏。
・発送される
上記のやり取りをした直後ぐらいにFedExの追跡番号が発行されました(早い)。その追跡番号が書かれたSMSが携帯番号に届いたため、まあ詐欺ではあるまいなとURLを開くと13日(水)到着予定とあります。はやすぎへんか。
・日本の通関で引っかかる。
おそらく積み込まれているであろう米国・オークランドからのフェデックス31便が成田にアプローチしているのをFR24で見届けて寝て起きたら通関で止まってしまっていました。ぐぬぬ。
日本時間昼12:30頃でFedExのカスタマーセンタ(0120-003-200)に電話をすると、英語表記の日本の住所が怪しいので止められていたとのこと。Nexus7とかHDDのRMAとかで割とガバガバ住所を書いていて止められたことなかったのになあと思いつつ、昨今厳しくなったのだろうかと申し訳ないながら日本語で住所を伝え、「14時までに通関すれば今日配達」とのことで、のちほど追跡番号を検索すると13:44に輸入許可が出た模様。すまねえ……ありがとう……お手数をおかけしました……。
・受け取る
16時前には届きました。はえーよ。ただし、荷物に貼られたラベルを見ると、アパート名と町名がごっちゃにされていて(最初に箱に貼られている白いラベルと上から貼られたピンクのラベルで住所表記が変わっている)、親切に貼り替えてくれたのですが、逆に通関でトラブってしまったようです……。
とはいえこれでDDR4-3200 SO-DIMMが64GB積めるようになりました。今はメモリーテストがブン回っています。エラーが出たら面倒だな。まあいい。
・まとめ
memory.netではPaypal支払いにするとスムーズかと思いきや付加価値税登録番号を聞かれることがある(そんなものはない)
住所がおかしいとアメリカ側で親切に訂正されることがあるが、それが却って日本での通関遅れにつながる(ちゃんと住所を書け)
FedExは爆速(はやい)
・追記(5/30)
Fedexから消費税と手数料の請求書が来ました。2,600円(消費税1,600円+手数料1,000円)なり。
クレカの明細に上がってきたPaypalの33,474円と合わせて36,074円、同等品の国内流通額面価格より1割引ぐらいにはなりますが、各種モバイル決済の大型還元等を考慮すると差額はうーん……?
現行で2枚最安41,500円~ぐらいでCrucialのDDR4-3200 SODIMM 32GB2枚セットが買えるので、10%以上還元される決済手段があればこのくらいの枚数を輸入してもあんまり美味しくないかなという気はしますが、オタクは手段と目的の区別がついていないので仕方ない。輸入しましょう。なんか安くてお買い得な気がする。昨今アレで海外旅行もできないのでせめてブツのやりとりぐらいは異国情緒を感じたい。