新スクの淵から

笹松しいたけの思想・哲学・技術・散文。

新型コロナウィルスのワクチンを打つ話(2021年・1回目・ファイザー)

※新型コロナウィルス感染症に関する記事ではありますが、医学的・科学的保証のない記事です。読み物以上としての参考になさることはおすすめしません。実際の感染症対応については厚生労働省ホームページ等の信用できる一次ソースを利用すること、かかりつけ医へ相談されることをあわせておすすめします。なお、私個人はワクチン接種を推奨します。

 

 表題のとおりです。身内ではすでに台湾在住日本人の能登屋がアストラゼネカ製ではありますがワクチンを接種して数日寝込み、メーカーもつくりも違うとはいえ、同じ病原体に対するワクチンであることから多少警戒しつつ、ひとまず接種当日翌日は休日として接種に望みました。接種日時は7月1日の午前11時前後です。

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 結論から申し上げれば大した副反応の症状は出ず、

・接種当日はダルい(これは医者に出かけたからでは:体力をつけろ)

・発熱は最大で36.9℃(普段から36.7℃ぐらいあるので平常)

・腕の痛みは接種後24時間をピークに60時間で解消

 とまあ大したことはありませんでした。あくまで一回目ですが、29歳・男性・180 cm 82.5 kgでの体感です。もちろん副反応も出来上がる抗体の強さも個人差がありますので……。

 接種後は腹が減ったので家系ラーメンを食べ、その後散歩がてら夕方まで歩いてサイゼリヤに吸い込まれました。食欲オーライです。痩せろ。

 

 腕の痛みは事実あったわけですが、毎年打っているインフルエンザワクチンでも似たような痛痒さは数日あるため、まあこんなものかという気持ちもありつつ、深夜に自宅でひとり接種場所を撫でながらふっと「本当にこれが人工的に不妊になったり脳にダメージを与える薬剤だった怖いな」という反ワクチン堕ち0.05丁目みたいな思考に陥ったりしましたが正気を取り戻しました。大丈夫です。そういう不安の隙間にクサビのように奴らが忍び寄る。

 どっちかと言うと陰謀論なんかよりも、最寄りのちょっとヤブっぽい医院で打ってもらったため、ちゃんと希釈されてんのか、ただの生理食塩水だったりしてないかという不安のほうがありますが(おい)、手際よくやってくれる良い先生です。信用しましょう。というか副反応が若干ある時点でだいぶホンモノだよな。そうだそうだ。

 

 機械的に三週間後の同時刻で2回目の接種を行う予約も取れました。2回目も同様に記録を残しておこうと思います。

 

 待てば海路の日和あり、ようやくワクチンの接種が始まり、「アフターコロナ」への筋道がおぼろげながら見えてきたというところでしょうか。

 まだ1回目でまだまだ油断はできませんが、医院の帰り道、商店街の光景がいつもより鮮やかに、いつもより遠くまで見えるような気がしました。この2年間、無意識にうつむきながら歩いていたようです。

 

(過去のワクチン関係の記事)

sasamatsu.hatenablog.jp