新スクの淵から

笹松しいたけの思想・哲学・技術・散文。

#C91感想 艦娘援交小説合同 『売り売りて、性春』(江上山地)

 去る年末のコミックマーケット91で買ってきた本の感想を適当に書き連ねるのに、twitterでリプライチェーンをつなげてもいいのですけれど、やはり紙幅に余裕があったほうが良かろうということでブログに書いていくこととする。

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 こちらが今回のコミケで一番手に入れたかった本のひとつ、艦隊これくしょんの援交小説合同誌、『売り売りて、性春』である。スケベ玉キャンペーン、ということで、主宰のゑのがみ氏の指定tweetを引用し、会場で提示すると100円引きという由であったので、当然ながら投稿することとした。

  ふだんからドチャシコシチュエーションの断片をタイムラインに垂れ流しているゑのがみ氏が音頭を取って、ということなので、企画発足時点で国展入り・即・購入は決定していた。

 

 そんなこんなで中身を一読して心の中が真っピンクになってきたあたりで収録各作品に対し敬意とありがたやとシコりましたという複雑なお礼を申し上げつつ感想を述べてみることにする。尊い。艦娘で援交なんていう小説が読めるなんて長生きするものだ。

 

 従って以下の文章は本同人誌のネタバレを多分に含むので一旦ここで追記扱いとする。

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あの日あの時(1)

 というわけで今日は2009年のネタ帳からあの日あの時何が起こっていたかを解説しつつお送りしたいと思います。以下ネタ帳のページから。

 

090420(Mon) くもり GMT+9:00*1

 

6:00~7:02 二度寝*2

7:20 朝食 田舎風ムシパンと牛乳

7:55 出発 ちょっといそぐ

8:05 到着 いつも通りより少し遅めの重役出勤

9:00 級長承認状授与式 実は腹痛で限度ギリギリ*3

9:20 「メモ同好会」について知る

1限 ライティング:アンディ*4が来た。空飛ぶ車。

2限 地理:土管とパイプライン

3限 古典:うげっ、やっぱり分からん。

昼:10分でおひる その後、数学IIIと格闘 校長先生にノートをもらう*5

4限 数学α:P113の練習11をしどろもどろで書く。ほとんどまちがえた……。蒸し暑い。前4人ほど寝てる気がする。

5限 物理:模試返却。平均点20点で39点だから良いかと思ったら、よくできるやつらばかり集めたクラス*6の平均点は50点くらい……まだおわらんよ!

15:10 物理教諭に質問

15:45 塾に到着 荷物を置いてコーラを飲む(99円)

16:10 ログインエラー*7で困る

18:30 英語レベル3の8構おわり これより帰宅(自転車)

20:00 部屋の片付け、少々家具移動 ロフトはしごの収納が可能となった

23:15 勉強する 英文法*8

25:00 英語→化学

25:25 閉店

人生を時間で微分する

(人生)'<0なら下り坂、又さらに

(人生)''<0ならすごい勢いで転落中、orz

 

 以上、2009年4月20日(月曜日)のネタ帳からお送りしました。

 

 

 

 人生を時間で微分して今日を代入したらおまんこぺろぺろできてないけど絶望もしてないからたぶんゼロ。

*1:海外経験はありませんから時差表示は特に意味を持たない。

*2:怠惰である

*3:いわゆる、尊厳の危機、というやつ。

*4:当時の外人教諭というかなんだっけほらアシスタント的な。ウィスコンシン出身ではなかったか。

*5:と、いうことは、ここまでの文章はここで書かれた可能性がある

*6:通称"ダッシュ"という、理系文系で1クラスずつ成績を上から順番に集めたクラスがあった。公表はされないが男女比がいびつなのと、テストの平均点が2割ほど違うので、存在自体は公然の秘密であった。

*7:田舎の学習塾は三大予備校のVODとテキストで成り立っていたりする。そうでない、大手資本の入っていない塾は塾長がカリスマで切り盛りしていて、一種の宗教じみた教育観を持っていたりする。

*8:結局モノにならなかった

タイムカプセル

 過日、高校の同窓会というイベントに出席した。左手薬指にきらきらと光る指輪をつけた美人とか、あとは婚姻届を書いて出すだけなんだけどいつが良いかなあという医者とか、ははあなるほど綺麗な勝ち組ルート入ってるなあ、と思える人を中心に、自己肯定的でなおかつ時間の取れた人間が参加していたように思う、というのは偏見か。かくいう自分もばっちり参加しているじゃないですか、と言われればそれまでであるが、多浪の闇に沈んだヤツと、LINEをやってなさそうなヤツが参加していなかった(これもまた偏見である)ように思う。1年半で新卒入社したところから裸足で全裸で逃げ出すような社会不適合者にもお呼びの声がかかる優良な幹事であるということがわかる。

 

 とまあ歪んだ見方はさておいて、当時の担任と副担任も時間を割いて来てくださった。そこでテストを返却するように名前を呼び、何かを配布しはじめる。封筒のようだ。はてさてなんだろう。

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 当時の私は封筒を閉じたら〆ではなくメと書いていたことがバレてしまう。そんなことはどうでも良いが、封印日と時刻を記しているあたり当時のめんどうくさそうな性格が伺える。他の同級生は封印時刻など書いていないわけだから、横並びがイヤだったか、なにかしらのエッセンスを入れたかったか、まあいい、とにかくめんどくさい男にノリを重視するような若い女がついてくるわけがないとかそういうのはいい。お呼びじゃない。ご利用頂けない。

 

 この封印日前後に当時担任が封筒を配布して、自宅で保管して、然るべきときに返却するということで地面に埋めたりはしないもののタイムカプセルという趣旨で、生徒各位はそれぞれ数日考えてなにかしらを封入し、担任に提出したのであった。2009年11月末、それからもう7年ちょいの月日が経過した今日、さて中身の状態がどうなっているだろうか。

 

 人によって当時のプリントだったり、未来の自分あてのお手紙だったりした。私の封筒は、中身がノートであった。

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 少しばかり表紙に解説が必要だから解説しよう。まず消しゴムの下にはクラスと本名が丸出しで書いてある。持ち物には名前を書きましょうという文化は義務教育で一旦終わる気がするのだ。何故ならば、中学校の教科書には裏表紙に記名欄があるが、高校の教科書には記名欄がないからである。とはいえ、記名欄がなくなったからと言って記名してはいけないという決まりはなく、私は冊子の上面に中学卒業時に貰ったゴム印を押していた。で、タイトル部。「2009年度マル1 メモ同好会」とある。当時、校長先生が独自に校長室内に事務局を置いた組織としてメモ同好会というものがあり、いつぞやの朝礼で「ライフログを取りましょう、メモを取りましょう、きっとなにかの役に立ちます、今なら校長室でノートを進呈」という旨のお話をされたのだ。当時既にネタ帳を持ち歩いていた私は賛同してさっそくノートを頂戴しに行ったのだ。なにせ校長直轄組織であるから、他の部活や生徒会の干渉を受けぬ特殊な組織であった。今思えば、校則にまったく記されていない秘密結社のような存在であったとも思える。この校長の推薦図書スラムダンク全巻であり、校長室に並べてあって昼休みや放課後に読むことが出来たなど、一般的な校長先生のイメージとはだいぶかけ離れていた方だったと記憶している。

 

 というわけで今日は表紙の文字列を解説した。きっと中には当時の美少女と愉しく放課後になにかしらの活動をしていた記録がきっちり残っているのだろう。たぶん。同窓会の場で開いてぱらぱらとめくると「はなまるうどん 210円」なる、どう考えても一人でかけ(中)食って家に帰ってやがるな、というような記録が……おかしい……食べたうどんの数ではなく食べた女の数とか書いてあるはずなのに……。

 

 と、言うわけで、7年越しに日の目を見ることになった当時のネタ帳解読解説シリーズで新年はしばらく持たせることができそうだ。なんということだ。7年前の私は今とほとんど変わっていないではないか。

 

 当時から女体との関わりがなかったことだけは確かだ。

可能性

 年末は例によって東京都江東区にある東京国際展示場にて開催されていたコミックマーケット91に参加しておりました。初参加がC75で2008年末、そう考えると遠いところまで来てしまった感があります。概ね一般参加で、首都圏在住の数年間は設営と撤収、時々サークル参加に回ったり、直接参加しないまでも、幾つかのサークルの頒布物に顔(名前?)を出すなど活動が多岐に渡っています。参加目的は好奇心の充足というのが主たるものであります。

 

 去年はどうも脳みその何処かにリミッターのようなものが働いていたような感触でどうも書く文章が表現しきれていないと感じることが多かったように思います。これは当然ながら「お手紙」を頂戴して法務部の一番偉いおっちゃんと面談したりその後退職したりしたせいも多分にあるでしょうし、その他のできごとも関わっているように思います。その後、以前からお世話になっている方の力を借りて、なんとかこの場に戻ってくることができました。この世界の片隅には、きっとどこかに自分の居場所があるはずです。なければ作りましょう。私は美人のふとももの隙間を居場所にしたいと思います。年がら年中軽く蒸れた甘い女の子の体臭を吸い放題。(子作りの)能率が上がること間違いなしです。問題は、子作りするとなると、着床後、子の独立までにかかる費用の負担が可能であることを担保せねばだれも子宮を貸してくれないことだけなのです。それだけです。この着床から出産を経由して育児教育が無料であれば何か気の迷いで卵子ひとつと子宮を貸していただけるかもしれないわけです。ところが現実はそうなっていないので、費用負担の見通しを立て、さり気なく、嫌味にならない程度にお金を持っていることをアピールし、いかに自分と結婚すれば得であるかをプレゼンしてようやく孕んでもらえるわけです。

 

 もしくは国政に参加して育児と教育をタダにしましょう。育児と教育がタダなら「お金持ってないけどこの人の子供を産んでもいいかな」と思えるでしょう。たぶん。この「無責任種付けどんとこい税金でぜんぶ面倒見るからどんどん孕め法案」縮めて「孕め法」は有権者の3割くらいの支持が得られそうですので、自民党あたりから比例で出れば私も国政に参加できるはずです。たぶん。国政まで行かずとも、定員が余ったり不祥事が続出しているような地方議会に子育て支援を引っさげて政界に足を踏み入れるのも良いでしょう。無限に道が広がります。なにも税金でメシを食わせてもらおうと思ったら公務員にならずとも議員でもいいわけですから。もちろん、相応の誠意(ある行動をしているように見せる能力)とカリスマが求められますが、生きるためには、たいしたことではありませんね。

 

 カリスマ性があれば新しく宗教を立ち上げるのもよいでしょう。乱世においては卵子と確かな心の拠り所が必要です。膣内射精は救われる、出産はめでたいことだ、頭の良い子は宝だ、体の強い子は神に愛されている、優しい子はみなを救うとなにかに付けて褒めちぎれば人はついてきます。現代において足りていないのは、承認ですから、カリスマ教祖様が褒めてくれるとなれば入信者が殺到するでしょう。結婚も祝うし出産も祝うしなんなら別に結婚と出産の順序が逆であろうとシングルで出産しようと手厚く祝福する、そんな宗教法人があってもいいでしょう。お布施は非課税。これが2017年の鉄則です。教義に「膣内射精前にHIVの検査を受けよう」「妊娠は女性の意思で行おう」「低用量ピルを推進しよう」となんだか医療法人めいてきましたが、宗教が科学的なのが”いけない”とはだれも言っていません。政治と宗教は分けねばならないが、科学とは仲良くしてもいいのです。

 

 そんなこんなで1日から何かをするとよくないというアレに則って、新年2日から、あなたは明日から教祖にもなれるし政治家にもなれるかもしれないという提言をさせていただきました。どうか、これをお読みの、賢明なる読者の皆様にとって、2017年が実り多きものとなりますよう、心から願うばかりであります。

 

 

 世界に遍く(当然俺にも)膣内射精のあらんことを。

ひこうじょう

 用事がってのもクソもなくてコミックマーケット91に参加するためなのだが飛行機に乗って出かけることとなった。家から飛行場まで車を走らせ、駐車場のわかりやすい場所に止めてターミナルへ。地方空港のターミナルも色が出ますね色々と。私は郷里の高松空港に慣れてしまっているので、見送りの祖父母がそうしたように保安検査場手前の喫茶店で時間調整をして、保安エリアのあちらとこちらをつなぐ受話器でぴいぴい泣きながら話をして別れるというのが長期休暇ごとに繰り返されいた。当時は日本エアシステムがまだ健在で、なぜか安い運賃を設定していたため愛用していたように思う。

 

 高松空港の話はさておき、幸か不幸か飛行機系のクレジットカードを作ったところ、ラウンジの利用券が付属しているらしいのでこれ幸いと入ってみることにした。地方空港にもちゃんとラウンジを作って待っているのが航空会社のブランド力かどうかはともかく、入れる人間を制限した待合室というのが許されるのは飛行機ならでは、なのだろうか。船だとそもそも客室からして違うだろうし、鉄道でお得意様専用のラウンジがあるという話はあまり聞かない。……と思っていたけれど、ビューゴールドラウンジてのが出来ているようだ。しかし、全ての主要駅にあるかというと、そういうわけではないし、空港の数と駅の数と……とかそういう不毛な議論がしたいわけでもない。不毛なのはパイパンだけで十分である。

 

 根が庶民なせいか、飛行機のチケットをパアにしてはなるまいと早めに空港へ向かう習慣が身についてしまっている。この度も適当に早くついたので空港の売店を覗いて、ANAの売店に「沈まぬ太陽」が置いてあるのは何かしらの政治的意図を感じずには居られないなあと思いつつ保安検査を通過。そういえば、と先述の通りラウンジ利用券のことを思い出し、待合室の片隅にあるラウンジのドアをくぐった。

 

 搭乗にも使ったIC付きのクレジットカードをリーダーにかざし、中に案内される。セルフサービスとはいえ酒類も飲み放題とはまた太っ腹だなあと思いつつ、本来であればここに入るために必要なカードは金色だったり黒色だったりするのだろうと、気後れしてしまいそうになる。おそらくJALからのメッセージであろう。「CLUB ESTは30歳までだからそれまでにここへ到達しろ」という内容の、無言の圧力。おおそうか、低廉な年会費でクラスJやらサクララウンジやらを味あわせてやるから社会的にビッグになってくれ頼む、あっちのターミナルを発着する青い航空会社に向かって「あらあら今頃逃した魚の大きさ確認ですかあ???」と煽れるようなうちのお得意様になってくれ、という何かしらの意図を感じずには居られない。

 

 

 

 と、いうわけで今日は羽田空港サクララウンジからお届け。皆様にとって2016年とはどのような年になっただろうか?1年でどうなった?なりたい自分に近づけたか?人間として成長したか?……と、自分の心に塩を擦り付けるのはさておき。

 

 残り少なくなりましたが、どうぞ思い思いの2016年をお過ごし頂ければ当方勝手に幸に存じる。来年も楽しくなるに違いない。私が保証する。生きている人間はだいたい面白いからだ。

 

 

 飛行機って泊まりの旅行で使うことが多いし、かわいいあの子のぱんつや美人なお姉さんのブラも空輸してんだよなあと思ったらやべえぐらい楽しくなってきませんか。

 

 

 良いお年を。

本棚に権威を

 どこで読んだ文章だか忘れたが、本棚に権威を持ち込む/持ち込まないという考え方があるようだ。しかもどういう文脈で出てきたかを綺麗さっぱり失念しているため、自分なりの解釈で「本棚に権威を持ち込まないようにしている」という小話を時折することがある。今日はそんなお話。

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 というわけで完成した本棚の様子を。設計通り本が収まったのは良いが、それでも、もうここまで埋まってしまった。

 

 とある時期の京都の街で、とある大浴場つきの宿で滞在した時の話である。当時はまだまだ世間を知らぬ若造であり、大学生になったら汚く狭い自室は早々と放置し、5月には親しくなった彼女の部屋に入り浸って半同棲しつつピルを飲ませて膣内射精し放題であると信じて疑わなかった頃合いである。昼下がりに大阪から京阪特急で三条へ。電車を降りて、まずは腹ごしらえとセブンイレブンのざるそばを食べ、東山通りを北へしばらく歩いた。ホテルにチェックインすると早々に浴衣に着替えて大浴場へ。日の高いうちから湯船に浸かるのは高等遊民の特権であろうと考えていたかどうだかもう記憶が曖昧だ。日の高いうちから大浴場でふやけているのは自分ぐらいであろうと思っていたが、しばらくすると、もう一人浴場に入ってきた。私と同じく近眼の度が強いのであろう、真円に近いレンズのメガネを掛けたままである。歳頃合いから同じ目的であろうと世間話をすることとした。どこから来たのかと問えば東の関ヶ原を超えたあたりだという。私は西の瀬戸大橋を超えたあたりから来たと言う。ちょうど中間地点であるなあと互いに打ち解けたあたりで趣味はなんだと、当たり障りなく読書であると、そういう流れになったのでいよいよ「権威」の話をする。

「私はねえ、本棚に権威を持ち込まないようにしているのです」

「ほう、それはなぜ」

「権威で読む本を決めていると、いつの間にやら自分の意志というものが希薄になり、すべて権威様の言うとおりに行動するようになっちまう気がしまして」

「それは良い心がけですね」

 とまあ反応は上々である。一般的に教養があればここから太宰治がどうだ、夏目漱石がどうだ、"こころ"で三角関係は死ぬような印象がついているが別に3Pでもいいじゃないか避妊さえしていれば、などというような話をするのであろうが、そのあたりが欠損しているので話としてはそうならないのである。

 

「だから本棚には漫画しかないのですよ、字の本は権威だ、ガッハハハ」

「そらそらアッハッハ」

 

 ともすれば掴みは上々である。適当に相手方がのぼせるまで世間話を広げてやればこちらも良い感じにふやけてのぼせてポカリスエットが飲みたくなってくる。

 

 

 それから数年経ち、曲がりなりにも大学という機関である種の教養というものをその道の権威から半ば強制的にインストールされてみると、ハハア権威というのも自信に満ちあふれていてゴリ押しするのではなく日々困惑しつつ理論と実験の繰り返しでゆらゆらと揺らぐものなのだなあと実感し、一般的に教養として言われる古典的文学音楽活動写真を抑えておけば共通項として会話の依り代になりひいては美人と懇ろになる手掛かり足掛かりになると分かってくるのである。夏目漱石太宰治クラシック音楽バック・トゥ・ザ・フューチャーのようなヒット作品をひととおり、軽くでも押さえておくことは人生を、たとえ女体にありついて裸体をむしゃぶるためという邪な目的においても役に立つことがあるだろう。

 

 ある程度の教養があるとはったりをかますことも可能である。こやつは底知れぬ奴だと思わせておけばやりたい放題できたりする。生理周期など一般教養で朝飯前であり、基礎体温と安全日と婦人体温計など、特徴的なキーワードだけでもこいつやべえなと思わせることが可能である。

 

 著名な作品には勢いで生セックスをし膣内射精をしているであろう描写が多数あるからやはり著名な作家というのは生セックスが大好きなのであろう、かくいう自分も三度の飯と同じくらい膣内射精を好む。

 

 ぬらぬらとよく濡れた温かい膣壁に包まれたい。

クリスマスケーキ

 日付が回ったのでお安くケーキにありつけるかと近所の24時間スーパーに行きました。

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 正価1,058円のクリスマスケーキが950円でしたので108円引きでオトクに……あっれー……こんなはずでは。

 元来未婚女性はクリスマスケーキに例えられ、24日と24歳をかけて「25日以後のクリスマスケーキ」と同様に「25歳以上の未婚女性」は価値のないものとしてたいへん煽られていましたが、昨今の世相を反映して25日になってすぐは1割すら価値が減らないようです。

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 26日になってもお腹を壊さず頂けるようです。科学の力ってすげー。

 

 

 25日になればケーキが安くなっているかも!ということを考えているようなカップルがやけに多くていつもの0時より駐車場がよく埋まっていたのが印象的でした。おまえらさっきまでセックスしてて腹減ったからケーキ買いに来ただろ、みたいな。

 

 こうして私は流通業界に立派に踊らされてしまった。あっぱれ。