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新スクの淵から

笹松しいたけの思想・哲学・技術・散文。

初めての音はなんでしたか?

日記

 今日のお題は「初めての音はなんでしたか?」である。実に意味深だ。「初めての音」とはなんぞや。おそらく生まれて初めて触った楽器であろう鍵盤ハーモニカで初めて出した音なぞ記憶したかすら怪しいのだ。初めて意識した鉄道車両の音か?ならば琴電1080のモータ音でしかも起動直後の数秒間だろう。初めて発した言葉はパパでもママでもおっぱいでも膣内射精でもなく「飛行機」だ。羽田空港で「…こーき」と発音したのが私の言語の歴史だ。

 

 子供は体感時間が長く、年寄りは短いというのが定説である。確かに幼少期は高松羽田の55分が長くて長くてフライト中母親に10回ぐらい「まだ?」「あと何分?」と聞いていた気がする。子連れの帰省は重労働であり、子連れで公共交通機関を乗り継ぐぐらいならステップワゴンで高速道路を走るのが一番ラクというのも頷ける気がする。今では高松羽田55分など、土管をくぐるのと同じぐらいの体感時間しかない。飛んでジュース飲んだら下手するとトイレに行く間もなく着陸である。子供の頃の1時間が永遠に感じられたようなあの感覚はなんなのだろう。今となっては見えない種々のタイムリミットに日々追い立てられるかのような錯覚に陥っている。フラット35を組んで家を買うには○歳まで、高齢出産で染色体異常の率が上がるから出産は○歳まで、逆算すると付き合うのに○年でお相手は○歳以下、あまり歳が離れると話や価値観、生活リズムが合わず離婚する可能性が上がるから……。宝くじを当てて南の島へ移住したくなる話はやめましょうか。妖怪婚期逃しでも憑いているのか、と言うと、そもそも婚期というものは設定されているのですか、単に無効になっているだけなのですか、存在しないものは逃せませんよとウィットの利いたジョークが聞こえてくる。冗談は給与明細の控除欄だけにしてくれ。ありゃあ冗談だろう、控除欄の金額を見てそこから家賃と光熱費とクルマの車検やら代を置いておいてJASSOへJUSOをしたためつつ1日1,000円ほど飲み食いすると手元に残るのは……やはりこの話もやめようか。アタマの良い経済学詳しい人間の話だと、リーマン・ショックのときに乙った会社は内部留保が足りずにバッファしきれず倒産してしまったために、今生き残っている会社は今後共給料を上げず、株主への配当にも回さず、事業継続を第一に内部留保を積み立てる方針なので、我々世代の給料は一度地球が滅びない限り上がらないそうだ。やったぜ。いいぞ北朝鮮よメリケンに核ミサイルをぶっ放せ。何が始まるんです?第三次大戦だ。なんならゴジラでも良いし東京大津波でもいいや。あったよね、シムシティゴジラ呼んだり大火起こしたり津波がくるボタン。今日からあなたが市長です。市長が嫌になったら街を更地にして税率15%だ。やったぜ。ゴーストタウン。

 

 処女膜が破れる音聞いたことある人間みんな家燃えちまえ。