昨今では側溝に寝そべってフタの隙間からぱんつをウォッチするタイプの変態が警察に捕まったようですが、みなさまは如何お過ごしでしょうか。私は同級生が泳いだあとのプールやお風呂の残り湯を「○○さん(美人)のダシ」とか言ってありがたるタイプです。今日も元気です。親知らずの残った根っこもネットで調べたらしばらく放置すると抜けやすくなるそうでひと安心。安心したらおちんちんが元気になってきてしまいました。現金なものです。
さて、今日はそんなぱんつにまつわる修学旅行のお話です。私が通っていた高等学校では秋に沖縄へ修学旅行へ行くのでした。県内の空港から那覇便が毎日飛んでいる便利な土地でしたので、行きはよいよい、みな荷物にカメラやらトランプやら麻雀セットやらを詰め込んで飛んでいきました。ちなみに麻雀セットを持って行った@akiyuki077というヤツは修学旅行中に現場にガサ入れを受け、「今始めたばかりです!!!!勘弁して下さい!!」と叫んだにも関わらず、教諭の「南入しとるやないか!!!!」の一喝に負け、没収されてしまいました。
沖縄ですから海が綺麗です。いくつか体験のコースが分かれていて、シュノーケリングだとか、バナナボートだとか、そういうマリンスポーツがいくつか選択できました。……筆者は食い意地が張っていたので船釣りです。同行した同級生が軒並み船酔いで目が虚ろになる中、教諭2人と私とでバカスカとトロピカルカラーなお魚を釣り上げ、港で捌いていただいたものの、大半のメンツがげろげろ寸前で大量に残してしまいました。もったいない。船酔いするかしないかは先天的なものがあるようで……。
で、そんな船釣りから帰ってきた夕刻、麻雀を没収された@akiyuki077ほか数名と大富豪をしておりました。そこでヤツが言うのです。
「更衣室の待ち時間で岩場に座ってた○○さんのぱんつが見えた」
と。そこで良心を痛めた私は言うわけです。
「何色だった?????????」
氏、返していわく
「水色」
と。水色というたった2文字だけでトゥルトゥルのサテンのぱんつを想像してもう絶頂寸前なわけです。脳みそを循環して目の前の大富豪に勝ちソリューションをもたらすための血液は下半身に集中してボロ負けだった気がします。実際にはサテンのトゥルトゥルなぱんつではなく水玉模様だったという説もしまぱんだったという説もありますが、そんなことはどうでもよろしい。水色とかライムグリーンとかそういう寒色系のサテンのトゥルトゥルなぱんつが大好物な私にとってはささいな問題であります。
その日は消灯後、ベッドでひとり寸止めしてから寝ました。
あくる最終日の朝。わたしは下半身に感じる謎の冷たさで異様に早く目覚めました。おわかりですね。夢精です。バカだ。バカがここにいる。昨晩「ちょっとまってwwwww5分、いや1分でいいからwwwwww」と部屋のユニットバスで致したO氏をバカと笑えなくなってしまった。落ち着け笹松さん。ここは「うーんむにゃむにゃ、ちょっとトイレ」みたいな感じを装ってパンツを洗おうな。というか無被弾の前日のパンツを履いたほうがよろしいやつだなこれは。ひとまずそーっとベッドからトイレまで移動することに成功した。あとは適切に処理するだけである。敗戦者の引き揚げにくらべればマシである。きっと。
で、皆が起きた頃に同室のやつが言う。
「そういや早くに起きてなんかやってたけどどしたん?大丈夫?」
ありゃありゃ、心配をかけてしまったようだ。単なるトイレで安心して欲しいと伝える。
「うっかり夢精してパンツ洗ってた」
「ちょwwwwおまwwwwww」
人生どこで何があるかわからないから泊まりの旅行では予備のパンツを持って歩こうな。漏らしても安心。
しかしながら、側溝から誰のものかもわからぬパンツを覗いて満足するぐらいなら下着屋で美味しそうな水色やライムグリーンのサテンのトゥルトゥルなぱんつを眺めて買って帰るほうがなんぼか楽しいだろうに。自分が買った水色やライムグリーンのサテンのトゥルトゥルなぱんつは将来自分が認めた、さらに自分と相思相愛の、そのうえとびきりの美人が履いてくれることになるのだと考えたほうが暗い暗い側溝の中で数時間過ごすよりも前向きだと思わないか諸君。
ふとももサンドイッチ。