あれから2年が経ちました。
2015年8月、当時すでに発売から2年弱が経っていた立派な型落ちハイエンド機、Nexus5を購入し、ワイモバイルの回線とともに使っていました。一括0円、キャッシュバック1万円という大変お得な価格で、毎月の支払いもデータ容量3GB、1回につき10分までの電話が無料で2,600円ほどでした。
ワイモバイルの良いところは、ソフトバンクのサブブランドであるため、他の、いわゆる格安SIM(MVNO)と違って混雑時間帯でも速度が出ることです。MVNOの混雑時間帯とは、平日12時~13時と18時以降のことで、概ね会社勤めのサラリーマンがお昼休みと退勤後に通信することで回線が輻輳しているものと考えられます。KDDI系のUQ mobileも、まるでauのサブブランドのような速度が出るとのことですが、こちらはサブブランドではなくMVNOなので、一応は他のMVNOと同じく、混雑時間帯に帯域がボトルネックになるはずなのですが、いまのところ速度は出ているようです。
ワイモバイルの2年縛りが解けるのと、Nexus5の陳腐化が激しいのとを合わせて考慮し、ドコモ、au、ソフトバンクの3大キャリアにMNPするか、MVNOにするか、端末はどう調達するのか、もろもろ考えた結果、ドコモの電波を使うLINEモバイルで、端末はHuawei P10を購入する、ということにしました。
そしたら申し込んだ6日後にP10を1万円引きで売り始めるキャンペーンが始まり、完全に勇み足った状態です。泣きそう。
左が旧端末(LG Nexus5)、右が新端末(Huawei P10)です。8月31日夜にLINEモバイルのwebサイトから申し込み、9月2日の昼にはクロネコヤマトで配達されました。SIMカードが挿入された状態で届けられ、webから開通手続きを行うと、夕方までには回線が切り替わりました。さらばワイモバイルよ、しばしの別れだ。次に選ぶかどうかは分からないけれど……。
さすがに2年も持ち歩くと端末も無傷とは言えず、Nexus5のSIMスロットやイヤホンジャック付近にはヒビが見られます。バッテリも劣化し、夕方から飲みに行くだけでもモバイルバッテリがないと不安なほど。お疲れさまでした。
まだ使って数日ですが、もう指紋センサーのついていない端末には戻れません。欲を言えば、Nexus5にあった「直近のタイマーを鳴る前に解除するボタン」が欲しいところですが、そういう設定が出来るアプリを探しましょうという話かもしれません。いやこれ便利だったんですよ。目覚ましより先に起きちゃったときに繰り返し設定をオフにせず直近1回だけオフにできる機能。2時間か3時間か先ぐらいにアラームの時刻が近づくと通知欄に現れるこの「解除」が欲しいんです。いや、アラームのアプリぐらいいくらでもあるでしょうけども。
次に買い換えることになるまで落として割ったりせず大事に使おうと思います。一応、LINEモバイルの端末保証には入ったけれど。