新スクの淵から

笹松しいたけの思想・哲学・技術・散文。

SIMカードをぶった切ってHuawei P10にDSDSさせる

 去年9月からHuawei P10を使っています。

sasamatsu.hatenablog.jp

 

 回線はdocomoの電波を使うMVNOLINEモバイルです。月間通信容量が3 GBとは言え、主に使うLINEやtwitterはカウントフリー対象のため、3 GBを使い切ることはありません。

 しかし、MVNOの仕組み上、混雑時間帯(平日12-13時とアフター5、土日日中)に通信速度が低下することは避けられません。高価なMNOの契約ではないので、致し方のないことではあります。

 

 ところで、かつてY!mobileをメインで使っていた頃に契約した、MF855というルーターがあります。毎月540円で1 GB使えるY!mobileの契約です。毎月540円コッキリでMNOっぽい速度がでるY!mobileの電波が使えるSIMカードがあるわけですが、コイツのサイズがmicro SIMです。

 

 P10はSIMカードを2枚挿して同時に待受ができるDSDS*1ができる子なので、音声通話はメイン契約のLINEモバイルで、「ここぞ」という時のデータ通信はY!mobileのSIMでやりましょう。

 

 ところがP10のSIMスロットは2枚ともnanoサイズなのです。microは入りません。

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 切りましょう。というわけでSIMカッターを買いました。価格は1,000円でお釣りが来る。

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 付属のアダプタで標準SIMのサイズにして、

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 nano SIMサイズの側にきちんと収まっていることを確認したら、ためらわずにドンと一気に押して切り取ります。

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 切り取ったら付属のヤスリでバリを丁寧に除去し、SIMトレイに載せて……

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 P10にトレイを戻し、電源を入れると2枚とも認識しました。

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 [設定]→[デュアルSIM管理] を呼び出し

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 通話はdocomoLINEモバイル)、データ通信はY!mobileと設定すると、すぐにデータ通信ができるようになりました。

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 Huawei P10では特にAPNを設定せずとも、最初からY!mobileのAPNが入っているようです。

 

 3年縛りのY!mobileSIMカードを有効活用することができました。……これから先も、IMEI制限とかをされない限りは、ですが。

 そういうところ油断ならないのがソフトバンクの悪いところなんだよなあ……。

 

 DSDSを有効にしたことで電池の減りに影響が出たりするかどうか、しばらく使ってみることにします。

*1:Dual-SIM Dual-Standby